女性研究者シーズ集

群馬大学 大学院保健学研究科
牛久保 美津子[ Ushikubo Mitsuko ]
研究分野
神経難病看護、在宅看護
主な研究テーマ
神経難病療養者のケア
キーワード
  • 在宅看護 Home care nursing
  • 神経難病看護 Neurological nurisng
  • エンドオブライフケア End-of-life care
  • 在宅療養支援体制 home care system
  • 緩和ケア Palliative care

連絡先
群馬大学 大学院保健学研究科 看護学講座  牛久保 美津子 教授
TEL : 027-220-8987

・神経難病療養者の支援
  Neurological nursing
・地域支援体制整備
  Community care system

難病療養者は身体的、精神的、社会的、スピリチュアル面におよぶ複雑多様な苦しみや困難をかかえています。家族も同様です。当事者の思いに寄り添い、たとえ、現在の医療技術では治らない病気をかかえていても、自分らしい生活が送れるように、病院と地域支援者が力を合わせて、よりよい療養支援が提供できるよう、さまざまな研究を行っています。緩和ケア、家族ケア、意思決定支援、エンドオブライフケア、多職種連携、医療と介護との連携、退院支援、社会資源の導、支援者への支援など。

医療依存度や介護依存度の高い人々への地域・在宅ケア

近年では、家族の小規模化が進み、独居高齢者や老々世帯が増えています。少子化の影響から、家族介護力の低下や介護人材が不足しています。訪問看護師も不足しています。しかし、国の医療機能分化により、住み慣れた地域で、最期まで自分らしく生きられるような支援が求められています。課題山積の中、1事例1事例を大切にして、ケアの質向上が重要です。

医療や介護を必要とする人の住み慣れた地域での療養を支えるために

未曾有の高齢化に伴い、国は在院日数を短縮し、地域での療養を勧めています。そのため、がん、難病をはじめ、さまざまな疾患をかかえながら、地域で療養される人々が増えてきています。お子さんもそうです。人々が病気や障害をかかえながら、住み慣れた地域での生活を最期まで支えるためには、医療のみならず、保健や社会福祉の分野はもちろんのこと、薬学、歯学、法学、工学、リハビリ、栄養、音楽(療法)、行政など、さまざまな分野との連携が必要です。医療と介護の両方の専門家である「看護」と一緒に手を組む人いませんか。

外部資金獲得状況

基盤研究(C)2018-2021年度

ぐんまダイバーシティ地域推進ネットワークへの期待

上州(ぐんま)の地域特性は、なんと言いましても、かかあ天下。地域特性を強みとするネットワーク構築が進み、研究が進み、ひいては人々や社会への幸福へとつながればと思っています。

教育に関する情報

主な講義のテーマ 在宅看護
担当講義名
  • 在宅看護学総論
  • 在宅看護学方法論
  • 在宅看護学実習
  • 在宅ケア学特論
  • 在宅看護学特論
  • コンサルテーション論
  • 学びのリテラシー2
講義の概要 医療ニーズと介護ニーズを併せもつ人々の在宅療養支援のためのケアや地域支援体制

社会貢献に関する情報

社会貢献できる関連分野名 在宅ケア、神経難病ケア、エンドオブライフケア
参画している審議会・委員会名
  • 群馬県保健医療対策協議会在宅医療推進部会委員
  • 前橋市社会福祉審議会委員
  • 前橋市地域包括支援センター運営協議会委員
直近の講演会のタイトル 神経難病療養者のこころのケア、神経難病療養支援における家族ケア

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