高齢者ケア施設などで生活する高齢者へのエンドオブライフケアのケアプログラムの開発、評価スケールの開発に関する研究を行っています。
高齢多死社会となる日本においては、病院・在宅以外の高齢者ケア施設で最期を迎える高齢者も増加しています。また、認知症になったり、要介護になった高齢者では最期を迎える場所、医療の選択等において本人の意思確認が十分でないまま意思決定が行われている現状があります。高齢者本人・家族が納得できる最期を迎えるために必要なケアの要素や、技術、また評価方法について研究を行っています。
家族背景や暮らし方が多様化している現在では、エンドオブライフ期にある高齢者のニーズも様々です。それぞれのニーズに対応していくためには、多彩な専門性の結集が不可欠と考えます。多方面、多職種の研究者と連携することで現在、これからの日本社会にマッチしたケアプログラムの開発につながると考えます。
公益財団法人笹川記念保健協力財団2016年度ホスピス緩和ケアに関する研究助成「認知症高齢者のエンドオブライフ・ケアの質保証のためのアウトカム評価システムの開発
研究期間:2016年4月~2017年3月
女性研究者の力を存分に発揮できる環境づくり、新しい知見につながる研究者同士の連携促進に期待しております。
主な講義のテーマ | 看護技術学 |
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担当講義名 |
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講義の概要 | 看護を提供する際に基礎となる技術について、実践での経験やエビデンスを踏まえて講義しています。 |
社会貢献できる関連分野名 | エンドオブライフケア、認知症ケアについて外部講師を勤めています。 |
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参画している審議会・委員会名 |
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直近の講演会のタイトル | 「高齢者施設における看取りケア」 |
2010年 老人看護専門看護師認定