
日本人女性を対象とした大規模コホート研究(Japan Nurses’ Health Study)において、食生活と健康との関連について研究しています。これまでに、和食の評価指標(Washokuスコア)の開発や、大豆食品・エクオール・女性の健康との関連について研究を行ってきました。近年は、食生活による温室効果ガス排出量(Diet-related Greenhouse Gas Emissions)の推定を進め、健康と環境の両立を目指した持続可能な食事のあり方について研究しています。今後は国内外の研究機関とも連携し、食生活と環境負荷の比較研究を進めたいです。
栄養疫学を専門とし、食生活が疾病予防や健康寿命の延伸に及ぼす影響を科学的に評価しています。特に、日本人女性を対象とした大規模コホートデータを活用し、食習慣と生活習慣病、女性特有の健康課題との関連について研究を進めています。
近年は、健康への影響だけでなく、食生活が地球環境へ与える影響にも着目し、食事由来温室効果ガス排出量を評価する研究を進めています。AIや機械学習を活用した和食スコアの開発、ライフサイクルアセスメント(LCA)による環境負荷評価など、多分野の研究手法を取り入れていることも特徴です。
栄養学、公衆衛生学、環境科学、データサイエンスを融合し、「健康」と「環境」の両面から食生活を評価する新たな栄養疫学の確立を目指しています。研究成果を科学論文として発信するだけでなく、食育や健康政策、持続可能な食料システムの構築など、社会に役立つエビデンスとして還元することを目指しています。
現在進めている食生活・健康・環境に関する研究は、国内外の多様な研究機関との共同研究へ発展する可能性があります。国内では、環境影響評価やライフサイクルアセスメント(LCA)を専門とする研究機関との連携により、食生活と環境負荷の評価手法の高度化や、新たな環境指標を用いた研究へ展開できると考えています。
また、海外の大規模女性コホート研究との連携により、統一した解析手法を用いた国際比較研究へ発展させることで、食文化や生活習慣の違いが健康や環境負荷に与える影響を明らかにすることが期待されます。
さらに、自治体や医療機関、食品関連企業との連携を通じて、健康づくりや食育、持続可能な食環境の整備、環境配慮型食品の評価などへの応用も可能です。栄養学、公衆衛生学、環境科学、データサイエンスを融合した学際的な共同研究を推進し、科学的根拠に基づく健康増進と脱炭素社会の実現に貢献したいと考えています。
日本人就労女性の食事に伴う温室効果ガス排出量「見える化」と低環境負荷の食事提案(若手研究)
研究期間: 2025年4月 – 2028年3月
多様な研究者・地域との連携を通じて、女性の活躍推進と持続可能な社会の実現に資する共同研究や人材育成が進むネットワークとなることを期待しています。
| 主な講義のテーマ | 公衆衛生学、栄養疫学 |
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| 担当講義名 |
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| 講義の概要 | 公衆衛生学の基本的な考え方から、保健統計では国勢調査や人口動態統計など疾病や死因、人口構造、健康増進法や健康日本21、生活習慣病、母子保健に至るまで幅広い内容で講義しています。栄養疫学に関しては、食事調査の種類やその考え方、栄養疫学におけるライフコースの考え方、女性の健康に関しても講義しています。 |
| 社会貢献できる関連分野名 | 持続可能な食生活、女性の健康 |
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