女性研究者シーズ集

群馬県立県民健康科学大学 看護学部
行田 智子[ Nameda Tomoko ]
研究分野
生涯発達看護学、母性看護学、助産学
主な研究テーマ
妊娠期~育児期にある夫婦の親発達 子育て支援
キーワード
  • 親発達 parental development
  • 子育て支援 child-rearing assistance

連絡先
群馬県立県民健康科学大学看護学部 行田 智子 教授
TEL : 027-235-1211 FAX : 027-235-2501 MAIL : t.namedagchs.ac.jp

親となる過程におけるアセスメントツールとその査定に基づく支援
THE DEVELOPMENT OF A NEEDS ASSESSMENT TOOL FOR THE EXPECTING COUPLES , AND THE DEVELOPMENT OF APPROPRIATE SUPPORT PROGRAMS

本研究では、妊娠期から産後1年半までにおいて、親となる準備性と夫婦のもつ育児力、それらに関わる課題について客観的に査定できるケンプアセスメント10項目を日本の状況に合わせ採点基準に喫煙や辛い過去の妊娠・出産を加えて修正しH25両親調査を作成しました。その査定に基づき目標設定、支援、評価できる一連の支援プログラムを実施中です。支援においては夫婦の強みに焦点をあて、夫婦が考える家庭の基盤作りと子育てに合わせ、夫婦がお互いの考えや思いを共有し、親として発達出来るように支援しています。

夫婦の親となる過程を促進する妊娠期からの支援

米国で開発されたケンプ・アセスメントをベースに両親調査を作成しました。両親調査は親の生育歴やストレス、問題の解決応報やサポート、子どもへの思いなど10項目でインタビューにより査定できるツールです。この両親調査を妊娠期に行うことで、親の準備性や課題を明確にでき、支援に役立てることができます。現在までに、ローリスクの夫婦、妊娠期に長期入院した経験をもつ夫婦の方々に妊娠期から産後1年半までを通して、両親調査の査定に基づき、家庭訪問等で支援を行ってきています。
米国でHealthy Family America(HFA)の研修を受けて、支援に取り入れています。

親となる過程にある夫婦の査定と妊娠期からの切れ目ない支援

妊娠期からの切れ目ない支援を行う上で、親のアセスメントは重要です。現在、少ない症例ですが、市町村の保健師さんを中心に、両親調査を行い、妊娠期からの支援を開始しています。
市町村への妊娠届け時などのアセスメント内容や支援方法を一緒に検討していきたいと考えています。また、病院における妊娠期のご夫婦への支援についても一緒に検討していきたいと考えています。病院と地域の専門家と一緒に支援方法を検討することにより、よりよい妊娠期からの子育て支援プログラムができると思います。

外部資金獲得状況

H29~R2予定 妊娠期から親となる過程を促進する支援者の養成プログラム(基盤研究C)
H25~30 妊娠期に長期入院が予想された夫婦の親となる過程における査定と支援(基盤研究C)

ぐんまダイバーシティ地域推進ネットワークへの期待

女性研究者の方々への共同研究や事業に必要な情報提供、マッチングなどを期待しています。

教育に関する情報

主な講義のテーマ 母性看護学
担当講義名
  • 学部:生涯発達看護学概論
  • 学部:生涯発達看護学各論Ⅰ(母胎期)
  • 学部:人間の発達と健康各論Ⅰ(母胎期)など
  • 大学院:看護学研究方法論Ⅰ・Ⅱ
  • 大学院:実践看護学Ⅰ・Ⅱ
  • 大学院:特別研究など
講義の概要 妊娠期~育児期の女性と胎児・新生児の正常な健康状態や逸脱した健康とその回復過程における看護について、講義や演習、実習を行っています。

社会貢献に関する情報

社会貢献できる関連分野名 妊娠期から親となる過程の支援やベビータッチングケアなどの出前講座を行っています。

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