主な研究対象は、地方自治体の政策決定行動です。どのようなインセンティブ設計で地方政府が社会にとってよりよい政策を選択するのかについて関心があります。あわせて、地域と行政の連携によるポリセントリックなネットワーク作りに関する調査を行っています。
福祉競争とは、分権化によって地方政府の提供する公共サービスは過小になる、という理論です。Race-to-the-bottom(底辺への競争)としても知られています。ただし現実には理論と逆行する現象も数多く観察されます。どのようなインセンティブが与えられると政府は福祉サービスを増やそうとするのかをモデルと実証で分析しました。
高齢者むけの行政サービス提供に関する組織つくり、よりよいサービスの有り方について、経済学的な分析を加えられればと考えています。
ネットワークを通じて、情報や刺激を頂きたいと思います。とくに高齢者福祉サービスの提供と地域コミュニティの構築に興味があります。
主な講義のテーマ | マクロ政策理論、公共サービス分析、経済分析 |
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担当講義名 |
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講義の概要 | 授業は社会保障・公共経済学・日本経済論、3年と4年のゼミを担当しています。プロジェクト型授業では、太田市と連携協定を取り交わし高齢者福祉事業のサポートを行っています。 |
社会貢献できる関連分野名 | 公共サービス・福祉政策の政策分析 |
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参画している審議会・委員会名 |
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直近の講演会のタイトル | ハピネスの経済学 (金山中学校: 太田市主催の高齢者対象の生涯学習講座) |