近年,乳がんの罹患率は著しく増加し,多くの患者が子育てをしながら治療を受けてい
る.しかし,乳がんの母親が子どもと共に乳がんを乗り越えるための支援を具体化したプログラムは開発されておらず,支援の質の均一化がなされていない現状がある.そこで,本研究は,子どもの発達段階に合わせた「親子で乗り越える乳がんプログラム」を開発し,患者と子どもへの効果を評価することを目的とする.
本研究は,オープンなコミュニケーションをとりながら親子で乳がんを乗り越えるための支援の質の均一化に寄与できると考える.
本研究で開発と評価を目指すプログラムは、乳がんの母親が子どもと共に乳がんを乗り越えるための支援を具体化したプログラムであり、オープンなコミュニケーションをとりながら親子で乳がんを乗り越えるための支援の質の均一化に寄与できると考える.
本プログラムの開発と評価は、他のがんや遺伝性疾患を持つ親子への支援に役立つ可能性がある。また、疾患を持つ親が育てる思春期の子どもへの支援につながる可能性がある。
発達段階に合わせた「親子で乗り越える乳がんプログラム」の開発と評価(基盤研究C)
研究期間:2020年4月-2023年3月
子育てや介護を担いながら研究活動をしている女性研究者への支援や、うまく乗り切る工夫などの情報提供を期待します。
主な講義のテーマ | 成人看護学、急性期看護、回復期看護 |
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担当講義名 |
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講義の概要 | 手術前の看護、手術中の看護、大腸がんの手術を受ける人の看護 |
社会貢献できる関連分野名 | がん看護 |
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参画している審議会・委員会名 |
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