青年期はアイデンティティの確立する段階として、社会に出る準備をする重要な段階である。学びの場である学校から社会への進出を目指す大学生が、様々なスキルを身に付けることは重要である。一方、学校場面において部活動は、縦・横関係を持った人間関係の中で、スキルを身に付く貴重な場であることから、本研究は部活動のどの場面でどのようなスキルが身に付くかについて検討する。
学校場面において部活動は、縦・横関係を持った人間関係の中でスキルを学ぶ貴重な場である。部活動が中学生、高校生、大学生のスキルの獲得に影響を及ぼしている研究はあったが、部活動のどの場面でどのようなスキルが身に付くかについては検討されなかった。本研究は、部活動経験を持っている大学生に調査を行い、部活動において、スキルが身に付く場面として、ミーティングの場面、挨拶の場面、練習の場面、指導の場面、試合の場面、落ち込みの場面などの場面においてスキルが身に付くことについて明らかにする部分がオリジナリティである。
今後、中学校、高校、大学において、縦断的な研究として、ミーティングの場面、挨拶の場面、練習の場面、指導の場面、試合の場面、落ち込みの場面など、それぞれの場面において、どのようなスキルがどのような年代で身に付くかについて実証したい。
いつも交流の場をご提供いただき、ありがとうございます。今後さらに交流が深まり、ダイバーシティ参加者で研究や新しい提案が行われるように、積極的に参加したいと思います。
主な講義のテーマ | 教育心理学、教育相談 |
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担当講義名 |
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講義の概要 | ①教職履修者を対象に、人間の成長と発達、学習の仕組みに関する知識を身につけると同時に、特別な支援を必要とする子どもの成長と発達、学習支援について学ぶ。教師として、生徒理解と支援方法について、具体的な事例を用いて理解、考察する。 ②教育相談の理論と技法および生徒理解の方法を学習し、学校現場で生徒に相談活動を行うための知識を身につける。学校で生じる「問題行動」だけでなく、学校に持ち込まれる家族や仲間関係の問題、発達障害の問題等にも触れ、連携の必要性・方法や守秘義務、職業倫理の問題など、教育相談をめぐる諸問題についても理解を深める。 |
社会貢献できる関連分野名 | 心理学、教育学 |
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