1996 年の保健師助産師看護師学校養成所指定規則改定では初めて国際看護教育の必要性が示された。本研究では1996 年以降に国際看護の教科書として使用されることを念頭に刊行されたと考えられる書籍の構成要素を明らかにし、内容の標準化への示唆を得る。国際看護の構成要素は国際保健や国際協力も含めた広範囲な教授内容であった。また、筆者によってその内容には差があり様々な内容を教授していた。
国際看護学の教科書として使用されている書籍の構成要素を明らかにすることで、内容の標準化への示唆を得ることができる。今後は、国際看護で教えるべき重要要素やその枠組みを整えていくことで、教授内容やコアカリキュラムの検討をしていく。
国際看護学に関連する専門科目や国際保健医療、異文化コミュニケーション等の教授内容を整理することで、看護学全体の教授内容を検討し、看護教育の質向上に貢献すると考える。
・国際看護学担当教員が必要に応じて活用できる講義補完システムの開発と検証(科学研究費助成事業 基盤研究C 2020-2024年)
・その人らしさやおだやかさを生かした認知症ケアの探求(科学研究費助成事業 基盤研究C 2015-2018年)
本ネットワークからの情報や刺激を頂きながら研究を進めていきたいです。
主な講義のテーマ | 異文化理解、国際協力、コミュニケーション |
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担当講義名 |
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講義の概要 | 学部教育では国際看護学と基礎看護学の関連科目、大学院では共通科目として看護研究方法論や看護理論、異文化コミュニケーションを主に担当しています。 |
社会貢献できる関連分野名 | 国際協力、異文化理解、認知症ケア |
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参画している審議会・委員会名 |
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直近の講演会のタイトル | 群馬県立県民健康科学大学 令和3年度第1回国際交流セミナー タイトル: ダイバーシティと異文化理解 開催日時: 令和3年12月1日(水) |