高等教育機関等の連携の下、11月11日に群馬県内初の「ぐんまダイバーシティ推進地域ネットワーク」が設立され、初代会長に、群馬大学の工藤貴子副学長が任命されました。
主として男女共同参画の取り組みを通して、群馬県内のダイバーシティを推進し地域の活性化を図るため、参加の13機関が連携して情報共有を行い、群馬県の未来を担う女性の育成や教育研究の交流等を積極的に推進していくことになりました。
初の連携事業として、同日群馬大学において「ネットワーク設立記念セミナー~ぐんまダイバーシティ推進地域ネットワークによる群馬の活性化~」を開催しました。参加者は36名でした(女性22名・男性14名/学外13名・学内23名)。
基調講演では「男女共同参画をぐんまから~群馬県のポテンシャルとダイバーシティネットへの期待」と題して、群馬県男女共同参画推進委員会会長・共愛学園前橋国際大学学長の大森昭生先生にご講演いただきました。
オピニオンリーダーとしての県民運動の創出、産業界との協働、男女共同参画に関する学びの共有、機関のダイバーシティ環境創出等の観点から、詳細なデータに基づき、ネットワークの可能性について語られました。
また、セミナー後半では、各機関の実例報告として、群馬県立女子大学から国際コミュケーション学部小林良江教授、群馬工業高等専門学校から木村清和教授、群馬大学男女共同参画推進室工藤貴子室長より、女性の活躍にむけた具体的な取組の紹介がありました。
なお、セミナーについては、今後報告書を作成し、ネットワーク参加機関で共有していく計画です。
関東学園大学、共愛学園前橋国際大学、群馬県立県民健康科学大学 、群馬県立女子大学、群馬工業高等専門学校、群馬大学、群馬パース大学、上武大学、高崎経済大学、高崎健康福祉大学、高崎商科大学、東京福祉大学、前橋工科大学(50音順)