女性研究者シーズ集

群馬大学 生体調節研究所
佐藤 美由紀[ Sato Miyuki ]
http://makukinou.showa.gunma-u.ac.jp/index.html
研究分野
細胞生物学
主な研究テーマ
細胞内輸送、オルガネラ、動物初期発生
キーワード
  • オートファジー autophagy
  • 細胞内輸送 membrane trafficking
  • ミトコンドリア mitochondria
  • 母性遺伝 maternal inheritance
  • 線虫 C. elegans

連絡先
群馬大学生体調節研究所生体情報シグナル研究センター 佐藤 美由紀 准教授
TEL : 027-220-8843 MAIL : m-satogunma-u.ac.jp

オートファジーによる父方ミトコンドリアの選択的分解のメカニズム
Autophagy of paternal mitochondria in C. elegans embryos

メブレントラフィックは細胞内の物質輸送を担うシステムで、細胞の生存のみならず、細胞の形作りや細胞間コミュニケーションなど多様な生命現象に関わることが明らかとなってきている。私たちはモデル生物である線虫 C. elegans を用いて、エンドサイトーシスとオートファジーという二つのリソソーム輸送系に注目し、膜動態の制御メカニズムや動物個体における生理機能の解明を目指している。特に最近は父方ミトコンドリアがオートファジーによって受精卵から排除されることによりミトコンドリアDNAが母性遺伝する現象を見出し、その仕組みについて詳しく解析している。

モデル生物を用いた動物受精卵の細胞生物学的研究

線虫C.elegansは生きた個体を用いたライブイメージングが可能である。当研究室では蛍光タンパク質で標識した各種タンパク質を発現する遺伝子組み換え体の系統を多数有しており、これらを用いた生きた個体の中での解析から生命を理解したいと考えている。また、ミトコンドリアDNAの母性遺伝はヒトを含む多くの生物に共通する現象であり、生物が進化の過程でなぜそのような仕組みを持ったのか、その謎に迫りたいと考えている。

線虫C. elegansを用いた研究

線虫C.elegansはモデル生物として様々な分野で用いられている。当研究室は外来遺伝子の発現が難しい生殖細胞でも適応可能な遺伝子導入の技術を持っており、またこの技術を用いたさまざまなオルガネラ可視化株を保持している。これら技術や線虫株を利用した共同研究が可能である。

ぐんまダイバーシティ地域推進ネットワークへの期待

地域での情報や人の交流が活性化することを期待しています。

教育に関する情報

主な講義のテーマ 細胞生物学の基礎、オルガネラ研究の最近のトピックの解説
担当講義名
  • まなびのリテラシー「細胞から病気を考える」
  • 分子細胞遺伝学
講義の概要 細胞生物学(特にオルガネラ間の輸送や膜動態の制御)の基礎や最近の研究トピックを解説する。

社会貢献に関する情報

社会貢献できる関連分野名 科学研究に関する教育・啓発

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